お尻の筋肉は、しっかり筋トレしていても垂れやすい部分です。お尻は生殖器と関連が深い筋肉です。更年期になると、性ホルモンの分泌が減るため、お尻の筋肉も弱くなり垂れやすいのです。お尻の筋肉は、骨盤に付着しています。つまり、骨盤のゆかみの影響を受けやすいのです。女性の大半は、膝が内側を向く内股姿勢の方が多いです。股関節は、少し外側を向いている位置が安定するのです。内股姿勢は、股関節が安定しないため、骨盤を開いてしまいます。姿勢骨盤が開くと身体は安定しません。心身も安定しづらくなります。また、子宮・卵巣の位置も下垂してしまいます。その上にある腸の位置も下がるため、ボディラインが崩れるのです。内臓の問題が原因でも、骨盤はゆがむのです。まずは、内股姿勢やお姉さん座りと言った骨盤を開かせる習慣を改善しましょう。反り腰姿勢の方も、腰が働きすぎてお尻が働きづらいです。この姿勢で腰背部が丸まらない方も、かなりいらっしゃいます。腰背部は、子宮・卵巣・大腸・膀胱など骨盤内部にある臓器と関連が深いです。腰背部が丸まらないために、下腹部・内ももが弱いという点も見逃せません。お尻だけを鍛えるのではなく、お尻の周りや骨盤・腰椎なども、目を向けていくとヒップアップ効果が高まります。
小泉智明公式ホームページ
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