ストレッチの種類
ストレッチは目的別に使い分けると、身体は確実に変わります。
大きく3つに分けています。
- トレーナーが伸ばすストレッチ
- 自分で伸ばすストレッチ
- 器具を使ったストレッチ
どれが最も効果があるかは、実際にやってみないとわかりません。
最初はすべてで試しつつ、反応をみながら1番効果があるものを多く取り入れるようにしています。
身体が硬い人向けのストレッチ
あなたの身体が、どんなに硬くても柔らかくなります。
柔軟性を上げるには、いくつかのストレッチを組み合わせると効果が出やすいです。
取り入れてる内容がこちら。
- スタティックストレッチ
- アクティブストレッチ
- PNF
- Ⅰa抑制
- Ⅰb抑制
- 反回抑制
- セルフストレッチ
- モビリティエクササイズ
- 呼吸
目的や、身体の状態に合わせて行うと、早ければ数分でカラダが柔らかくなります。
スタティックストレッチ
静的ストレッチと呼ばれるもので、柔軟性の向上目的で行います。
ほとんどの方がやってるストレッチがこれになります。
伸ばしたい筋肉(主働筋)を、じわ~っと伸ばすストレッチ。
運動後や疲労回復に向いています。
アクティブストレッチ
動的ストレッチと呼ばれるもので、自分で動かすストレッチ。
筋出力を落とすことなく、可動域を増やすことができます。
運動前に向いてるストレッチです。
PNFストレッチ
PNFとは、Proprioceptive Neuromuscular Facilitationの頭文字で、固有受容器性神経筋促通法と言います。
筋肉だけでなく、神経にアプローチしていくストレッチ。
カラダが硬くて、可動域が改善しないときに行います。
1a抑制
相反抑制とも言い、伸ばしたい筋肉と拮抗関係にある筋肉にアプローチします。
簡単な筋トレをして、可動域を増やしていく特徴があります。
1b抑制
筋肉の付着部に触れると、筋肉が緩む性質を利用したストレッチです。
痛くはないので身体の緊張が強くて、ストレッチで伸びにくい人向け。
反回抑制
筋肉を最大限に収縮させると、その筋肉が緩むと言う性質を利用したストレッチです。
緊張が強い人だとリラックスしてもらうのが難しいので、逆転の発想で得意な緊張を最大限にしてもらって脱力を促すストレッチ。
筋膜リリース
器具を使い、筋肉の表面をほぐしていきます。
即効で可動域が増えて、動きやすくなるのが特徴です。
扱う器具の材質によっても反応が変わるので、リリースする器具を複数用意しています。
セルフストレッチ
自分でやるストレッチです。
場所を選ばすどこでもできるのがメリット。
日々のケアや宿題として取り組んでもらうことが多いです。
モビリティエクササイズ
可動域を改善するエクササイズです。
身体の反応が変わった最後の仕上げで行います。
トレーナーに伸ばしてもらうだけでなく、自分でもコントロールできるようにすることが目的です。
呼吸
ヨガのチャイルドコート。
呼吸が浅くて、身体が硬くなってる人が多いです。
深い呼吸は心身をリラックスさせて、過度な緊張をほぐしてくれます。
ストレッチ中も深い呼吸ができると、筋肉の伸びが段違いです。
カラダが硬い人は、呼吸が浅い・息が止まりやすい傾向にあるので、呼吸の改善も行っていきます。
部位別のストレッチ
硬くなりやすい肩甲骨や、股関節のストレッチを紹介しています。