何が何でも筋肉を増やせばいいわけではない!?
筋肉はないよりは、あったほうがいいです。
しっかりと身体を支えるためには、筋肉は必要です。
だからと言ってムキムキになる必要があるのか?と言えばそうではありません。
筋肉は、いくつかの繊維がまとまってできています。
すべての筋繊維が働いているわけではありません。
筋繊維が10あるなかで、2とか3しか使えなければ、身体はスムーズに動いてはくれません。
思い通りに、素早く、そして正確に動かせるようにする必要があるのです。
こちらの動画をご覧ください。
脚が持ち上げにくくなっています。力を入れても筋肉をうまく使えていません。
調整後に、筋肉に力が入るようになっています。
これは筋力が上がったのではなく、筋出力が上がったのです。
10あるうち、2とか3しか使っていなかった筋肉が、7~8まで使えるようになったのです。
この状態でトレーニングをすると、脳は筋肉のスムーズな動きを覚えます。
繰り返し正しく身体を動かすと、脳から筋肉への命令がスムーズになります。
だから無意識に正しく身体を動かせるようになってしまうのです。